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17- D- 0078
201 7 年
4 月
2 4 日
株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。
東武鉄道株式会社
(
証券コ
ー
ド
:
9001)
【変更】
長期発行体格付
A−
→
A
格付の見通し
ポジティブ
→
安定的
債券格付
A−
→
A
発行登録債予備格付
A−
→
A
■
格付事由
(1)
東京都内から関東北部を主たる事業基盤とする民鉄大手。路線距離は民鉄 2 位。東上線およびスカイツリ
ーラインを中心に通勤通学需要と日光・鬼怒川方面への観光旅客需要を取り込んでいる。
(2)
沿線開発の進展および観光旅客需要の高まりなどにより鉄道輸送人員は堅調に推移しており、運輸セグメ
ントの利益貢献度は高まっている。不動産賃貸事業収益も高稼働が続くスカイツリータウンの寄与が続く
と見られる。スカイツリーはエレベーター工事の終了により強風に伴う営業休止の減少が見込まれ、今後
はインバウンドや団体旅行客の取り込みが進むものと考えられる。中期的に積極的な成長投資が続く見通
しだが、高まったキャッシュフロー創出力を背景に引き続き財務内容の改善が進む可能性が高い。以上か
ら、格付を 1 ノッチ引き上げ、見通しは安定的とした。
(3)
足元の良好な事業環境に大きな変化は見られない。17/ 3
期を最終年度とする中期経営計画で示されてい
る営業利益
650
億円、有利子負債/ E BIT DA
倍率
7
倍程度などの定量目標はおおむね達成した模様である。
今後も鉄道事業と沿線を中心とする不動産賃貸事業が安定性の高いキャッシュフローを生み出す構図に変
化はないものと見られ、当面堅調な業績推移が予想される。銀座六丁目地区での新規ホテルの建設に加え
て運輸業における利便性向上に向けた投資などが続くが、高まったキャッシュフロー創出力を背景に引き
続き有利子負債の削減が進むと考えられる。
(4)
当社は銀座六丁目地区再開発および通勤通学の利便性向上策や集客力向上に向けた駅商業施設のリニュー
アルなどの成長投資を積極的に推進している。また日光・鬼怒川地区でのホテル建設などを進めており、
今後の観光旅客輸送への寄与が見込まれる。中長期的には池袋西口再開発などが計画されている。投資規
模等は未定だが、長期間にわたるプロジェクトであることを考慮すれば、期間中の財務内容に及ぼす影響
は現状では限定的と見ている。
(担当)上村
暁生・加藤
直樹
■
格付対象
発行体:東武鉄道株式会社
【変更】
対象 格付 見通し
長期発行体格付
A
安定的
対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付
第 100 回無担保社債(社債間限定同
順位特約付)
100 億円
2013 年 4 月 25 日
2023 年 4 月 25 日
1. 10%
A
第 101 回無担保社債(社債間限定同
順位特約付)
100 億円
2013 年 10 月 23 日
2018 年 10 月 23 日
0. 45%
A
第 102 回無担保社債(社債間限定同
順位特約付)
100 億円
2013 年 10 月 23 日
2025 年 10 月 23 日
1. 36%
A
第 104 回無担保社債(社債間限定同
順位特約付)
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対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付
第 105 回無担保社債(社債間限定同
順位特約付)
100 億円
2014 年 6 月 17 日
2026 年 6 月 17 日
1. 081%
A
第 106 回無担保社債(担保提供限定
特約付)
100 億円
2015 年 1 月 30 日
2018 年 1 月 30 日
0. 18%
A
第 108 回無担保社債(担保提供限定
特約付)
100 億円
2016 年 1 月 29 日
2019 年 1 月 29 日
0. 21%
A
第 113 回無担保社債(担保提供限定
特約付)
100 億円
2017 年 1 月 31 日
2020 年 1 月 31 日
0. 16%
A
対象 発行予定額 発行予定期間 予備格付
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格付提供方針に基づく
その他開示事項
1.
信用格付を付与した年月日:2017 年 4 月 19 日
2.
信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田
卓郎
主任格付アナリスト:上村
暁生
3.
評価の前提・等級基準:
評価の前提および等級基準は、J C R
のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に「信用格付の
種類と記号の定義」
(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。
4.
信用格付の付与にかかる方法の概要:
本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、J C R
のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に、
「コーポレート等の信用格付方法」
(2014 年 11 月 7 日)
、
「鉄道」
(2011 年 7 月 13 日)として掲載している。
5.
格付関係者:
(発行体・債務者等)
東武鉄道株式会社
6.
本件信用格付の前提・意義・限界:
本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。
本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての
J C R
の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性
の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので
はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外
の事項は含まれない。
本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま
た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R
が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入
手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。
7.
本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:
・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表
・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明
8.
利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:
J C R
は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、
独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、
当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。
9.
J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし
■
留意事項
本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また
はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、
的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また
は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、
金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因
のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ
って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも
のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として
発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ
を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。
■
用語解説
予備格付:予備格付とは、格付対象の重要な発行条件が確定していない段階で予備的な評価として付与する格付です。発行条件が確定した場合には
当該条件を確認し改めて格付を付与しますが、発行条件の内容等によっては、当該格付の水準は予備格付の水準と異なることがあります。
■
NR S R O 登録状況
J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ
スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則
17g-7(a)項に基づく開示の対象となる場合、当該開示は J C Rのホームページ(http: / / www. jcr. co. jp/ en/ )に掲載されるニュースリリースに添付していま
す。